繊細で内向型な魔術師タイプの生き方指南書

人よりも繊細な気質だったりHSPかもしれないんだけど、どう生きていけばいいか分からない方へ

繊細で内向的な人はRPGでいう魔術師や僧侶タイプ

週5✖️8時間、会社や学校に行くだけでどっと疲れる人は実は繊細な感性の持ち主、HSPと呼ばれる気質の持ち主なのかもしれません。

 

外向型・内向型の特徴

はじめに言っておきますと、100%内向型・外向型の人はおらず、どんな人も内向型・外向型の面を持ち合わせています。

ただ割合としてどちらを多く持っているかは遺伝や環境によって人それぞれ異なるようです。

欧米でも内向型が強いタイプは25%程いるようですが、日本人を含めアジア人はもっと内向型人間の割合が高い気がします。

 

さて、現実にいる人達をFFやテイルズなどのロールプレイングゲームの職業に例えるなら・・・

 

外向型:前衛で戦う勇者や剣士タイプ

パリピリア充とまでいかなくともグループ内、社内のメンバーでの雑談が嫌いではない

・新しい環境に入ったら、そこのメンバーとだいたい3ヵ月以内で雑談くらいはできるようになる。

・嫌なことがあったらまずこの苦しい気持ちを他の人に聞いてもらうことで解決できる

・相談に乗る場合は「私もわかるよ」「俺もそんな感じだった」など共感するフレーズが多い。その際に役に立った自分の体験談を教えたりすることも。

・店や会社など何か気になる事があったら周りの評判や口コミを重要。

・仕事や勉強のモチベーションが上がるのは、周りと比較できるハッキリした数値があったり、誰かからの賞賛を得られる場合。つまり外側からのモチベーション。

 

 

内向型:後衛で術を唱える魔術師や僧侶みたいなタイプ

・本人にその気はなくともマイペースと呼ばれる。

・人間関係は狭く深く。他人か親友か、他人か嫁か。

・もしくは狭く浅くでも充分、満ち足りている

・評判などは一応情報として頭に入れておくが、基本的に自分の目で見たもの、耳で聞いたものを信用する。

・辛かったら話を聞くよと言われ、相談しても完全に理解されていないような気がする

・逆に自分が相談に乗る場合は、話を聞いていて思った事はすぐに口に出さず、一旦相手の様子を見てアドバイスを求められた際に言う。

・安易に共感するより相手が辛い状況になった背景を理解し背中を押してあげる事が救いになると考える。(基本的に他人には他人の人生があるのでその人が自立できるように応援する感じ、自分の価値観を押し付ける事はしない)

・本人にその気がなくとも、クラスや会社の雰囲気、そこにいる人間の表情や使う言葉などが目に入り観察・分析を無意識のうちに行なっている。

・なんとなく無言の圧力を感じやすい。この人はこんな事でイライラしているんじゃないかなぁとか、自分の推測が割と当たっていたりする。

・それゆえに疲れやすい。気づきたくなかった事や気に留めたくなかった事まで気づいてしまうため。

・一度気になりだすと、ずっと頭の中でグルグル考えてしまう。(考えたくなくとも)

 ・仕事や勉強のモチベーションが上がるのは、自分が決心しない限り頑張れない。若しくは自分の中の興味や好奇心が湧いたタイミング。

・流行っていても自分の興味をそそられないとイマイチ知ろうとしないし、知ってもすぐ右から左へ抜け落ちる。

 

 

 疲労の回復方法

以下、外交的・人と会ったり話したりすることで元気になれる人を剣士タイプ。

逆に繊細な人やHSP、内向型の人を魔術師タイプと呼ぶことにします。

 

会社で働くということはゲームでいう敵だらけです。

お客さんからの変なクレーム、理不尽な命令をしてくる上司や先輩、気分屋の同僚や後輩、やらなければ終わらないタスクの山などなど・・・まさに戦場と言ったところでしょう。

 

敵と戦って疲れた時の回復方法はタイプごとに異なります。 

剣士タイプは割と仲間が周りにいますので、体力が減ってきたら周りの仲間から回復アイテムを分けてもらえます。

(ストレスを感じたら誰かとおしゃべりしたり飲んだりする事で、自分の辛さをすぐに周りにわかってもらえます)

また、メンバー内で強い力を持っている人がいたら助けてもらえる事も。

エネルギーの充電は外から貰います。

 

一方、魔術師タイプの人の回復方法は、基本的に自分で回復魔法を唱えて癒すことです。

(つまり一人の空間・時間が必要であり、そこで起きたことを回想したり物思いにふけって現実で起きたことを一旦整理する時間を必要とします。また、好きなことを想像したり、好きな作業に没頭している時間を設けて脳を休ませる時間を必要とします)

 

ところが今は週5✖️8時間が基本で残業や移動時間、人付き合いも加わると自分の時間はほとんど取れません。 

これではまるで、後衛の魔術師タイプが前衛と同じ騒がしいフィールドでロクに術も唱えられないまま、前衛向きではない非力な武器で剣士達と一緒に頑張って戦っているようなもんです。

 

本来、あなたの持っている武器はそんな直接的な戦い方ではないし、防御力も剣士タイプよりも劣ります。

もしかしたら意地悪な剣士タイプからはバカにされることもあるかもしれない。

忙しく慌ただしい環境では回復もまともに追いついていない状態なのです。

そんなめちゃくちゃ不利な環境と戦い方で挑んだってハッキリ言って苦しいだけなのです。

 

このブログでは

・自分は普通と言われる働き方で生きるのがなんか苦しい・辛い

・他人に言われた苦しい事をいつまでもグルグル頭に残って人間関係に耐えられない

・仕事が続かない

・自分は社会不適合者だ、アスペルガーだと思う

と感じている人、気づいちゃった人が、これから具合的にどのように収入を得て、どのように会社や他人と付き合っていくかを書いていこうと思います。